お陰様でハスの実の家は昭和40年の創立以来40年を経ました。
福井市花堂の青木達雄氏宅横での23年間の無認可時代と社会福祉法人認可後の現在地での17年間です。
40年の歩みの中の大きな節目である社会福祉法人認可運動を振り返ってみますと、
建設準備会発足後、花堂の地から遠くない借地での建設をめざし、土地賃貸借契約を
予約して賃借権設定の仮登記までこぎ着けながら、昭和59年3月の厚生省の
社会福祉法人認可要件の変更で賃借地では社会福祉法人は認可されないということがありました。
やむなく借地を断念して建設用地の自己資金での取得に向かったのですが、
近場では見つからず、あちこち探した結果現在地(あわら市)までたどり着いたのです。
それでも準備していた自己資金に対して用地取得費が増えたため用地取得費分だけ
自己資金の追加取得が必要になって建設が遅れました。約5000人の協力を得て
自己資金が作られて社会福祉法人ハスの実の家が誕生し、昭和63年入所施設が
開所されたのですが、昨年開設された通所施設のわくわくセンター建設の自己資金作りにも
不景気時にぶつかったため募金が大変でした。それでも後援会のハスの実の会や保護者会、
職員の一丸となった取組で自治体にも応援を求め目標を達成して建設に至ったのですが、
今は亡き青木暁さんの目標がようやく達成された思いがします。
これらの経緯のため社会福祉法人化を目指してからのハスの実の家は走り続けてきた、
闘い続けてきたような思いを強く感じています。
平成17年4月開所された通所施設わくわくセンターを加えて仲間の人数も職員の人数も増え、
仲間の施設利用も公的措置から利用契約へと変わりました。今年から施行される自立支援法の
適用によって、応能負担から応益負担の方法がとられて多くの援助を必要とする重度障害者には
利用料の一割負担が重くなります。一定の障害年金しか収入のない方には必要な利用を
我慢せざるを得ない厳しい自己負担になります。
一方施設側にとっても利用が制限されれば収入が制限されることになって人件費などへの
しわ寄せがくることが予想されるため運営の見通しは明るくないように思います。
それでもハスの実の家は「どんな重度障害者も人間らしく生きたい」と願う仲間たちのため
40年間護ってきたハスの実の理念を曲げず前進を続けるでしょう。
今後も皆様のご後援をお願いします。
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